東京23区+αの地理の覚え方シリーズ。
前回の更新からまた更に間隔が空いてしまいました(^_^;)
前回の記事はこちら。
まずは23区の場所を覚えた後は、山手線・銀座線・中央線の路線図と駅名を覚えることから始めたのが前回の記事までのおさらい。
今回は東京の道の基本「環状道路」と「放射路」の違いと、環状道路の一番内側にある「内堀通り」から覚えることから始めます!
目次
東京の道の基本は「環状道路」と「放射路」がセットになってる!中心の道路は内堀通り!
日本の国道の起点は「日本橋」。
江戸時代に五街道の起点として定められてから、日本橋が日本の道路の起点かつ中心地なっています。
国道1号などの距離表示を見ても「日本橋」が起点となっていますね。
ただ、名目上の道路の中心地は日本橋ですが、実際の東京の中心地は江戸城です!
江戸城を中心に江戸の街が作られ、江戸城の場所が皇居となった明治維新後の東京も引き継がれてます。
グーグルマップで「東京通り名」マップというのがあったのでお借りしてきました。
皇居のあたりでズームアップしてみてください。
地図を確認すると「内堀通り」を中心として、そこから新宿や渋谷・品川や葛西方面など各方面に道路が伸びているのが分かりますね。
ってことで、東京の道路の中心地は「内堀通り」!
内堀通りから外側に向けて地理と道路を覚えていけば、地理試験対策もばっちしだし実際にタクシー営業を始まる上でもわかりやすいかと思います。
東京23区では、皇居を中心として8本の環状道路が整備されてます。
環状道路
皇居を中心として内側から・・・
- 環状1号:内堀通りの大部分
- 環状2号:外堀通りの大部分と環二通り(マッカーサー道路)など
- 環状3号:外苑東通りや言問通りなど(未完成)
- 環状4号:外苑西通りや不忍通りなど(未完成)
- 環状5号:明治通りの大部分
- 環状6号:山手通り
- 環状7号:環七通り
- 環状8号:環八通り
反対に、皇居を中心として放射状に伸びる道路が放射道路です。
放射道路の一例
- 日本橋交差点から銀座→新橋→品川→川崎方面へ向かう道:国道15号(中央通り・第一京浜)
- 内堀通り・祝田橋交差点から銀座・築地を通って勝どき・晴海方面へ向かう道:晴海通り
- 内堀通り・大手門交差点から日本橋・永代橋方面へ向かう道:永代通りなど
- 内堀通り・三宅坂交差点から赤坂見附・青山・表参道交差点を通って渋谷方面へ向かう道:国道246号(青山通り)
まずは内堀通りから覚えよう!
東京の道の覚え方シリーズその3でようやく実際の道路が出てきました。笑
まずは東京の中心にある皇居からいちばん内側にある環状道路・内堀通りから覚えていきましょう!
内堀通りを覚えると同時に、各交差点から放射状に伸びている道路も一緒に覚えていくと骨格がつかめます!
まずは祝田橋交差点から内回りに見ていきましょう。
祝田橋交差点
・祝田橋から銀座方面へ向かう道が「晴海通り」
・祝田橋から愛宕方面に向かう道が「白山祝田通り・愛宕下通り」です。
二重橋交差点
祝田橋から内回りに1つ進んだ交差点が二重橋交差点。二重橋交差点から鍛冶橋・永代橋へ抜ける道が「鍛冶橋通り」
鍛冶橋通りは地理試験に出てきませんが、東京駅八重洲口に向かう際など毎日のように使う道なので絶対に覚えておいたほうがいいです。
祝田橋から二重橋へ向かう際も、車線がすぐに進路変更不可のオレンジラインになるので注意。
行幸通りとの交差点
二重橋交差点の次が行幸通りとの交差点。
交差点名がありませんが、東京駅丸の内口正面へ繋がる行幸通りとの交差点です。
大手門交差点
大手門から放射する通りが「永代通り」大手町・日本橋交差点を通り、永代通りを渡って葛西方面に向かう道です。
大手門交差点の次の交差点
名前がない交差点ですが、読売新聞本社や日本橋三越の前を通って人形町方面に抜ける道の交差点です。気象庁前交差点
靖国通り「駿河台下」交差点を通り、お茶の水方面に抜ける千代田通り・明大通りの交差点。平川門交差点
平川門交差点からは神保町・水道橋・巣鴨方面へと抜ける白山通りとの交差点です。竹橋交差点
内堀通りは右折。そのまま道なりに直進すると地理試験に出てくる科学技術館前を通って千鳥ヶ淵へ抜けるショートカットルート。
右折するとすぐに二股になり、進行方向左側が内堀通り、右側が専大前から後楽園へ抜ける道となります。
この二股は初見殺し。
新人時代に間違って専大前方面に進行してしまい、怒られてしまった記憶があります(^_^;)
地理試験に出てくるパレスサイドビル(毎日新聞本社)は竹橋交差点角。
九段下交差点
九段合同庁舎と千代田区役所沿いを通り、その先にある大きな交差点が九段下交差点。そのまま直進すると目白通りとなり、飯田橋・護国寺方面へと抜けられます。
内堀通りは左折。ここから九段坂上交差点まで靖国通りと重複します。
・靖国通り
ちなみに、九段坂上方面から九段下方面に進行した場合、内堀通り竹橋方面へは8時〜20時右折不可なので注意!
田安門交差点
時間帯で一方通行の向きが変わる早稲田通りとの交差点。九段坂上交差点
内堀通りは左折。そのまま直進すると市ヶ谷・新宿方面へ抜けられます。
千鳥ヶ淵交差点
さきほど竹橋を右折せずに直進すると、代官町を通ってこの千鳥ヶ淵交差点で内堀通りと合流します。進行方向右側には地理試験に出てくるイギリス大使館があります。
半蔵門交差点
右折すると新宿通り・国道20号。半蔵門交差点の少し先に国立劇場、その先の三宅坂交差点の少し手前が最高裁判所です。
三宅坂交差点
三宅坂交差点はちょっと複雑。左側2車線が内堀通り・国会前方面。
3車線目が国会正門前方面の直進ルート。
右側2車線が青山通り・国道246号渋谷方面。
国会前交差点
左3車線が内堀通り・桜田門方面、右2車線が六本木通り・渋谷方面。六本木通りは渋谷まで首都高3号線の下を走ってます。
桜田門交差点
ようやくラスト!角に警視庁がある交差点。
右に曲がると桜田通り・国道1号虎ノ門・赤羽橋方面です。
このまま直進すると祝田橋交差点!ようやく1周しました♪
左側2車線が内堀通り・大手門方面、右側3車線が晴海通り・銀座方面です。
愛宕下通り方面へは終日右折不可。
日曜日の10時〜16時は祝田橋〜平川門までサイクリングロードになるので車両通行止めです。
まとめ+次回予告!
内堀通りと交差する放射路から覚えていくだけでも東京中心地の骨格がつかめると思います。今回は内堀通りの内回りから見ていきましたが、外回りとは道路の形状が全く違うので注意。
前述しましたが、九段坂上方面から九段下方面に進行した場合、内堀通り竹橋方面へは8時〜20時右折不可だったりします(^_^;)
ここまで詳しく書きましたが、ぶっちゃけるとタクシーセンターの地理講習で内堀通りとその放射路は勉強するんですよね(笑)
何を今更!こんなの知ってて当たり前じゃん!と思う方もいると思いますが、それでもタクセンの講習でさえ出てくるってことは内堀通りは大事な道です。
地方出身の方にはちんぷんかんぷんです。僕もそうでした。
僕はタクシードライバーになる前にレンタカーを借りて内堀通りを内回り外回りそれぞれ2〜3周して道路の骨格を掴みましたね。
そこからどんどん外側に道を覚えていったって流れです。
このブログも僕が覚えていった順序で東京の道の覚え方を書いていこうと思います。
次回はやっぱり地下鉄!!
東京の道を覚える上で切っても切れない関係である地下鉄を覚えていきましょう!
では、今回はこの辺で。
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